国語文法で最重要の助詞をパズルで学ぶためのアプリとして、助詞パズルを作りました。
形態素解析や日本語学習で最も大切な助詞ですが、教材やゲームはないよなあと思っていたので作りました。
とくに複雑な要素はなく、当てはまる助詞を選ぶことができれば OK というシンプルなものです。
国語が超苦手な子のための文章理解アプリです。
アプリそのものはすぐに作れたのですが、例文のふりがなをどうするかで頭を使いました。
今まで作っていたアプリは文章は扱っていなかったので誤魔化せていたのですが、
文章にふりがなを振るのは割と大きなハードルです。
学年ごとに文章を用意するのは大変なので、なるべく使い回すようにします。
言葉の平易さの問題は 1年生を無視すれば許容範囲なのでひとまず妥協します。
助詞そのものは小1でも習うのですが、確認用アプリという位置付けで小2〜小6 の利用を想定しています。
ふりがなは (1)学年ごとに漢字レベルを落とした文章に変換する、
(2)漢字にすべてのふりがなを振る、の2種類の解決方法が考えられます。
1は「小説」という漢字を「小せつ」に変換する方法ですが、
これを実装するのは超面倒なので今回はそれなりに簡単に作れる 2 で作りました。
2 も使いやすいライブラリはないので、正規表現を駆使して実装しました。
ふりがなデータはメンテのしやすさを考え、冗長ながら deno-mecab で出力される JSON の形式で処理することにしました。
作った後に遊んでみましたが、サクサク解けるので意外と面白いかも。
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