Mediumというサービスがあるらしいので、さっそく使ってみました。
ざっくり言ってしまうと、Tumblrやブログのように記事を書くためのサービスですが、
TumblrやInstagramのようにユーザや記事のフォローやタイムライン表示ができ、
Gunosyのようなレコメンドで興味のある記事も紹介してくれるサービス、という感じでしょうか。
もう少し真面目に比較してみると、Tumblrはトップページが編集用のDashboardですが、
MediumはInstagramやGunosyのようなタイムラインになっています。
便利なような気もしますが、英語の記事ばかり出てくるので、日本人にはまだ使い勝手がそれほど良くない。
日本人の利用にはしばらく課題が残りそうです。
ブログと違うのは、コンテンツはブログごとに管理するのではなくMediumが管理している点です。
記事の検索もMedium内で行われる事になります。
これがどれくらい便利かはまだよくわからないですが、ユーザが増えれば良い記事が探しやすくなるかも。
なんとなくまとめサイトの海外版のような位置付けになるんじゃないかという気がしています。
記事の書き方はTumblrにかなり近いですが、機能は少なめです。
複雑な事をするのは難しそうで、短文をパラパラ書くためのサービスという印象です。
あまりカスタマイズもできません。
何らか凝った事をするならブログやTumblr、日本のまとめサイトのほうが良いんじゃないかと思います。
今のところは課題のほうが遥かに多い印象を受けますが、レコメンド機能があらかじめ備わっているので、
記事を書く事で自分が読みたい記事が見つかる正のスパイラルが得られるようになるかも。
この辺はGunosyに似てると思いました。
現在のネットでは記事検索はGoogleなどの検索エンジンに頼りきっていますが、
検索エンジン任せでは配信に気付いてもらうのは結構大変です。
Mediumは海外ユーザが結構居るので、そういった方にタイムラインで見てもらえるのは利点かも知れません。
Mediumやまとめサイトではコンテンツをサイト側のドメイン上で管理するので、ドメインパワーが強くなりやすい特性を活かせるかも知れません。
他にも収益化に関しては結構差がありますね。
ブログやTumblrと言えばアフィリエイトですが、Mediumやまとめサイトではコンテンツをサイト側のドメイン上で管理するので、アフィリエイトは使えません。
その代わりMediumでは会員制プランに登録すると、会費からの収益を「重要な」ライターに還元する仕組みになってるようです。
noteのような有料記事路線とも似ていますが、間にサイト管理者が入らないぶんnoteのほうがクリアな仕組みになっていると思います。
どのように収益化したいかは人それぞれだと思いますが、私は仕組みが最もクリアなブログが好きですね。
まだまだ未知数なので、今のところは記事を書きやすいサービスを使えば良いんじゃないかなという気がします。
ただ技術系ブログは今のところBlogger推しかな。
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