2017年8月20日日曜日

.inputrcでターミナルの補完を便利に

今までbashのTab補完にはどうやって色付けすれば良いのだろうと思っていました。 lsした時に色付けするのは--color=autoのaliasを ~/.bashrc に書いていればOKですが、cd [Tab] でカレントディレクトリの補完をしようとした時には色付けされません。
これはどうやら ~/.inputrc で set colored-stats on とする事で設定できるみたい。 .inputrcはreadlineの設定ファイルなので、他にも色々と設定しておくと幸せになれそうです。

設定可能な項目を見ていると、以下のように設定すると便利そう。
# 補完時に大文字小文字を無視
set completion-ignore-case on
# ファイルタイプをカラフルに
set colored-stats on
# 補完の接頭辞をカラフルに
set colored-completion-prefix on
# 実行ファイルに印を付ける
# set visible-stats on

キーバインドの登録もできるみたいで、以下のような設定をしている人は多かったです。
set editing-mode vi
"\e[A":history-search-backward  # arrow up
"\e[B":history-search-forward  # arrow down
特殊キーを設定するための文字列はcatコマンドを入力後に、特殊キー(例えばarrow up)を押すと、 ^[[A という文字列が出てきますが、この ^[ を \e に置換したものを使うとのこと。


.inputrcがこんなに便利だったとは。もっと早く知りたかったよ…。

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