そんな中、lf という新しいターミナル型ファイラーが登場している事に気付きました。
lf の特徴は以下になると思います。
- Go言語製なのでインストールが簡単で様々なOSで使える
- vim っぽいキーバインド
- 爆速
- カスタマイズが柔軟
私の印象で言えば、Dirvish とよく似ているファイラーだと思います。 Vaffleともよく似ているかも。 jk で上下移動し、h で上ディレクトリへ戻る、l でファイルを開く事ができます。 外部コマンドは $ キーなどから呼び出すようになっている。
デフォルトの表示形式は、私はあまり好きではないですが、柔軟な設定ができるようになっています。 設定可能な項目は lf -doc で確認できます。 シンプルな1カラム型ファイラーにしたい場合は、~/.config/lf/lfrc に以下のように設定すると良いでしょう。
set hidden off # 隠しファイルを表示
set nopreview
set ratios 1 # 1カラム表示
set info size:time # サイズ・時間などの情報を表示
ファイル操作などのキーバインドは気持ち程度に設定されています。 私は FD っぽい動作をして欲しかったのですが、2画面表示での処理に難があるようなので、やや厳しいか。 Tipsで多少便利な使い方が提示されていますが、画面1から画面2へコピーみたいな事はできなそうです。 代わりにコピペみたいな感覚で操作できるみたいです。
Dirvish と同じように、ファイルを開くために使うファイラーかなあと思いました。 Dirvishと比較すると、ファイルを複数選択しやすい点や、ファイルを開き終わった後にフォーカスが lf に戻る点が違いますね。 この動作は lf を IDE にして使う人には便利かなあ。 面白いファイラーと思ったのでとりあえずメモしておきます。
私はログを ls -altr で探しつつ less で開く事をよくやっていたのですが、lf を使うと結構楽になりました。 lf $(cdp) をコマンドしておいて呼び出し、ディレクトリを移動し、st で時系列順にソートし、lf の less で開く。ログを見終わった後に lf にフォーカスが戻るので、ログ漁りが続行できる。 作業効率が上がりました。
2019-12-24: 気付いたら lf.vim が出てきて、凄く便利になりました。 vim 上でのファイル操作は、vimfiler 以外だと一番使いやすくなってきたかも。 yank っぽいファイル処理に慣れるのに時間が掛かりましたが、慣れてしまえば意外と便利な気もしてきました。 さらに lfcd というディレクトリ移動用のコマンドまで用意されて、かなり使いやすくなってきた。
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