2019年1月24日木曜日

WebPが主要ブラウザで表示可能になりそうなので表示テストをしてみた

Firefox 65がWebPを採用するそうです。 ちなみにみんなご存知 I Can use ではIE/Safariなどが非対応になっている訳ですが、これはWebP画像単体で表示しようとするとダウンロード画面が出たりする理由にもよります。 実際にはHTML経由では表示可能という事が結構あります。 Firefoxも少し前から表示はできたみたいで、結局は各ブラウザで確認するしかない。 たぶんだいたい動くようになってきたので、そろそろWebPの採用に本腰を入れても良い頃合いではないかと思いました。

そんな訳でみんなご存知レナさんを使って表示テストを行ってみました。 実は私、レナさんの事をよく知らなかったんですが、元データはヌード画像だったらしい (参考: Wikipedia)。 今までヌード画像を弄っていたんだな、なんてこった。 オリジナルデータを使うと怒られてしまうので今回検証に利用するのは512x512のこちらのデータです。 これにcwebpコマンドで様々な圧縮をかけてどれくらいの圧縮率が良いかを確認してみます。 コマンドラインオプションはこの辺を参考に。 ただオプションが多過ぎて正直あまり設定したくない。わかりやすい -q オプションだけでいいや。


ファイルサイズは以下のようになりました。 -q 75がデフォルトで、Googleが想定している標準値になります。 PNGの圧縮ツールとして有名なpngquantやpngnqとも比較してみると、その凄さがよくわかる。 -q 100でも1/4のサイズになっているという。
  • 元画像: 473831
  • pngnq -s 1: 200698
  • pngquant --speed 1: 192141
  • -q 100: 134176
  • -q 75: 22926
  • -q 50: 15634
  • -q 25: 10002

お次は画像をどうぞ。
pngnq -s 1
pngquant --speed 1
-q 100
-q 75
-q 50
-q 25


…ほとんど見た目が変わらないなあ。少しぼやけたかなという感じはあるけどそれくらい。 画像をテキストと同レベルまで圧縮できてて凄いと思う。Google is GOD.

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