2019年10月1日火曜日

Windows のファイラーを CraftFiler (内骨格) にした

ファイラーはどんな OS でも使うので、意外と重要性の高いツールだと思っています。 Windows 標準のエクスプローラはどんなにマシン性能が高くてもすぐ落ちるので、ストレスが半端ないんですよね。

私は Windows 時代 (昔) に DF の使いやすさに目覚めたものの、Linux に完全移行するに当たって VimFiler の使いやすさに目覚め、 そして久々に Windows をセットアップしようとして、Vim の依存性が増え過ぎていることに困りました。 Chocolatey から VimFiler を使おうとすると以下が必要になる。動くんだけど何かなあ。
choco install curl python pip make mingw neovim
sudo pip install --upgrade pip
pip install neovim


Chocolatey で簡単にインストールできるファイラがないか探したのですが、なかなかしっくりこない。 海外製ターミナルファイラーのほとんどは Linux でしか動かないし、動いても操作性がかなり違うのがキツイ。 ターミナルファイラーはキーバインドで処理するから早い一方で、流派が 3 つくらいあるせいで移行が大変になってしまっている。 念のため書いておくと遥か昔の設定ファイルをコピペしても良かったのですが、色々使わなくなった機能もあり、せっかくなのでモダンなインストールをしたかったのです。

Linux でもともと使っている lf は簡単そうと思い、Windows で確認してみたのですが、 表示が崩れたり、動作に問題があったりして、現状ではまだβ版な感じがします。 fzf で自作ファイラーでも良いかとも思ったのですが、こちらもどうにも動作がおぼつかない。 良いファイラーがないかと思いながら Chocolatey を見ていたら、Cfiler というのがあったので使ってみました。



よくよく見てみると Cfiler は略称で、CraftFiler (内骨格) ではないか。懐かし過ぎる。 せっかくなので色々使ってみたところ、めちゃくちゃいい。凄く使いやすくなってる。 日本製の有名な 2 画面ファイラー (VimFiler、あふだいなファイラーDFPaper Plane xUI) などと比べて良いと思う点は 2 つある。 (1) UI の挙動が完全に安全サイドに倒されていて安心でき、(2) ほとんど何も設定しないで良いところです。

昔だったら Fire File Copy とか FastCopy を頑張って設定したものだけど、今なら CraftFiler (内骨格) くらいの非同期処理が入っていれば十分と感じる。 正規表現で一括リネームできるので、セーブデータの保存に便利で良いです。 キーバインドが複数用意されているのが良くて、あふ風キーバインドは無設定でしっくりきました。 全体的にかなりうまく機能がまとまっている。

あふPaper Plane xUI のほうが高機能だし軽いけど、CraftFiler (内骨格) は Chocolatey で気楽にインストールできるし使いやすいので、今後も使ってみようと思いました。 可能な限り設定をしたくない人には合ってるかも知れない。

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