2020年4月23日木曜日

透明ポリ袋でマウスガード

新型コロナウイルスでマスク不足が問題になっているけど、 N95 のような 95% 以上の遮断性能を出し、あらゆる身体ガードするのはとても大変です。 そもそも N95 は売ってないし、医療関係者に回すべき代物である。

N95 はないので、サージカルマスクや布マスクはどうなのかという話にまずなる。 これも今はそんなに売られていない訳だけど、それ以前の問題として、 遮断性能が 7%〜88% とブレが大きい問題があり、判別も付かない。 特に布マスクに関しては ~30% しかないと言われている。 ティッシュペーパーやキッチンペーパーを重ね、 HK Mask にすれば 45〜91% の遮断性能が出るとは言われてるけど、やはりブレが大きい。 あまり完璧とは思えない。

この HK Mask を見ていて私が感じたのは、遮断にもウイルスと飛沫の 2 つがあるだろうけど、ウイルス側はようするに限界があるということ。 ならば庶民はフェイスガードで進行方向に対し 100% の飛沫ガードをしたほうが、良くないかと思ったりしました。 そしてそもそもマスクは口だけしかガードしていないので、その基準に合わせるなら、フェイスガードではなくマウスガードでも良いと感じる。 あと実のところ A4 クリアファイルでフェイスガードを作ってみたんだけど、思ってるより視界が良くない。 そのような理由もあって、遮断性能の高いマウスガードのほうが多くの人には良いのではないかと思いました。


口や鼻だけをガードするマウスガードを作るのは、フェイスガードよりずっと簡単です。 顔にフィットしやすいクリアファイル、それどころか透明なポリ袋さえあれば良く、以下のように顔にフィットさせれば、進行方向の飛沫カットはできる。 完全に密着させると呼吸困難になるので、下方向に余白を作る。



フィットしにくい場合は、メガネに結んだり、セロハンテープや輪ゴムや紐で密着させても良いと思う。 とにかく顔にフィットさせれば、前方方向への飛沫は 100% カットできる。 前方ではない部分にどれだけ飛ぶかは問題ではあるが、 A4 クリアファイルのフェイスガードよりは安定した利便性と遮断性能が得られるように思う。

しかもポリ袋で作れば、単価 1 円以下で作れる。 ポリ袋であるためいくらでも用意できる上、石鹸で何百回と漬け洗いもできる。 医学的に見てこれがどれくらい有効なのかはわからないが、 昨今のクリアファイル・フェイスガードや、マウスの連続使用の話を見ている限り、庶民レベルでは有用そうには感じる。 目も注意と言われてるので、何とも言えないけど、どうなんだろう。



目も守るなら、ペットボトルもありかも知れませんね。

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