2017年7月22日土曜日

Webブラウザ (特にGoogle Chrome) が重い時の必殺技

Google Chromeはとにかくメモリを使います。 これはもうどうしようもない事なので、へっぽこマシンでは以下のようなユーザ努力も必須になります。 他ブラウザにも通じる最適化ではありますけど。
  1. OneTabTab Memory Purgeなどでタブをまとめてメモリを開放する
  2. Click&Cleanなどを利用してキャッシュを定期的に削除する
  3. 拡張機能は最小限にする
  4. バックグラウンドアプリの処理を実行しない
他にも試験運用機能をONにするなどの方法もありますが、不都合が生じる場合もあるのでこの4つが一般的でしょう。 こういった努力をするとかなりマシになるのですが、 それでも調子に乗ってページをガンガン開いていると、気付けばメモリがパンクしてプチフリーズする事もあります。 さらに軽くできないかと思っている方もいるのではないでしょうか。


ここからが本題。 最近ふと気付いたのですが、頻繁に訪れるページが決まっている場合には、上記に加えてもう1つの解決策がありました。 それは…

5. サイト設定でJavaScriptや画像をブロックする


上図のデフォルトになっているものから、サイトごとに不要なものをブロック状態に変えるだけ。 様々な項目がありますが、JavaScriptと画像が最も効果的と思います。 サイトごとに設定するので重いページにだけ適用する事ができる優れものです。

JavaScriptをブロックすると当然ページを開くのが高速化しますし、 タイマーなどのスクリプトを無意味に使っているページではCPUリソースの削減になります。 画像も不要だとわかっているならブロックする事で、メモリ削減とページロード高速化にかなりの効果があります。 例として挙げたGoogleでブロックしても効果はないと思いますが、ゴテゴテしたサイトでは効果抜群。

このような画像やJavaScriptのブロックなどのサイト設定は、ChromeだけでなくFirefoxでも可能です。 万能な解決法ではないですが、一度設定すれば高速ブラウジング環境の出来上がり。 おすすめです。