主な特徴は以下。
- Rust製でGPUによる高速レンダリング
- Linux/Macで利用できる (将来的にはWindowsも対応予定)
- メモリ使用量も少ない
レンダリングは謳い文句通り高速だし、メモリ使用量も少ない。 これまでxfce4-terminalのメモリ使用量が36.4MBで、即座に使えるターミナルとしては最軽量と思っていたのですが、 Alacrittyはそれより少なく31.1MBでした。 今後の機能拡張でどうなるかはわかりませんが軽量なターミナルである事は間違いなさそう。
GPU高速化ターミナルは他にもいくつかあるけど、Alacrittyはalpha版とは言え完成度が突出している。 既に常用していますが特に問題らしい問題も見つからず、既に実用レベルにあるターミナルだと思う。
インストールが簡単なのも良かった。 コンパイルに時間は掛かるもののGithubに書かれている通りの3-4stepでインストールが完了した。 Ubuntuでの唯一の注意点は、apt-getで入れたRustでは古くてビルドに失敗するという点。 rustupから最新のRustとcargoをインストールする必要がある。
インストール直後からカラフルで十分使いやすいけど、細かなところでは多少使いにくいところはある。 例えばキーバインド。~/.config/alacritty/alacritty.yml に以下を追加してCtrl-C、Ctrl-Vでコピペするようにだけ設定しました。 欲を言えばもう少しマウスをデフォルトで設定して欲しい。
- { key: V, mods: Control, action: Paste }
- { key: C, mods: Control, action: Copy }
上記のように設定はすべてYAMLで編集するので、配色の設定もそのままでは大変です。 最近のターミナルは配色を自由に選択できる事が当たり前になっているので、 何か良い方法はないかと探していたら、Base16 (紹介記事) という様々なアプリの配色を簡単に変えるツールがありました。 これを利用すると簡単に配色が変えられるので、併用をおすすめします。
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