2019年3月25日月曜日

無料+非広告+広告可のブログ関連サービスまとめ

たとえコーヒー代程度でもブログで広告収益が得られると嬉しいものです。 でもきちんとコーヒー代を得るためにはコストのお話も重要。まとめます。


Blogger、Tumblr

ブログサービスはたくさんあるけど、コスト的に最も優れている無料+非広告+広告可のブログサイトだけ探せば良いと私は思っています。 ただそういったサイトは予想外に少なくて、BloggerTumblrしかない。

BloggerTumblrは便利ですが、完璧という訳でもありません。 例えばBloggerはいくつでもブログを作れるけど、アカウントとロールは1つしか持てない。 これは気にしなければ大丈夫なレベルだけど、色々やろうとすると結構面倒臭い事になってしまう。 例えば色々なサイトを作り過ぎるとキャラ崩壊しかねないので注意が必要です。

Tumblrはアカウントもブログも大量に持てるけど、検索と記事管理に難があります。 以前はできなかった全文検索ができるようになって使いやすくなってきましたが、記事管理のほうはどうにもならないので、書き殴り用途以外では少しつらい。



Netlify、GitHub Pages

最近はこれらに加え、ブログサービスじゃないけどブログ化しやすいサービスとして、NetlifyGitHub Pagesの2つが加わりました。 ちなみに頑張ればHerokuFirebaseでも無料+非広告+広告可を達成しつつブログ運営はできると思いますが、今回は語りません。 NetlifyGitHub Pagesのほうが無料領域が明確化されているので、おすすめしやすい。

NetlifyGitHub Pagesの違いは、主に3つです。 (1) Netlifyはサブドメイン単位でアカウントを複数持てるけど、Github PagesはGitHubのアカウントに依存する。(2) NetlifyではCGI要素も少しならこなせる。(3) NetlifyはGitHub以外のアカウントでも使える。 若干だけどNetlifyのほうが高機能ですが、ブログ用途ではアカウントとロールの取り扱い以外はそれほど気にする必要はないと思っています。


Netlify/GitHub PagesBlogger/Tumblrと比較すると、どちらも静的ジェネレータなどで1からサイト構築しないといけないので、多少の知識が必要という違いがあります。 そしてページ内検索が特に手間なのですが、静的ジェネレータ側で自分で設定できるのでカスタマイズ性は高い。 例えば静的ジェネレータのHugoは公式でも色々と選択肢がある事を宣言しているし、hugo-site-searchというものもあって、これも便利そう。 Jekyll/Gatsbyでも上記で紹介されているLunr.jsは利用できるので、今のところおそらくこれが静的ジェネレータに全文検索を付けるベストプラクティスと思われる。

他にもAlgoliaという全文検索サービスと連携する手段もあります。 非商用利用なら無料との事でアフィリエイトサイトには使いにくいので注意が必要だけど、 JSONファイルを生成しておけばどのようなサイトにも対応できるようなので、 そういういうものもあるのだと覚えておくには良いかも知れません。


久々に無料ブログ漁りをしてみたけど、技術をきちんと扱えれば無料での提供とカスタマイズが楽になってきていますね。 プログラマに限らず、プログラミング能力はコストを抑える必須能力になってきているとも感じます。

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