2019年9月22日日曜日

中古 Windows ノート PC が最高だった話

初めて 価格.com で中古ノート PC を買いました。 以前書いた記事で、中古ノート PC は Windows ノート PC を買うには良いかもと書いたので、実際に試してみました。 結論から言えば、かなり良かったです。

今回の購入に当たっては、もともと Windows ノート PC が近々ご臨終の気配があったので、1 台必要という背景がありました。 しかしフリゲ以外には使っていないので、手元の最弱 PC と同程度のスペックがあれば十分でした。 新品を買う理由がそれほどなかったのです。 色々な中古サイトを見た結果、価格.com の 中古ノートパソコンのページ で探すと、 安定して安かった上にバリエーションも多く、スペックの比較が楽そうでした。

楽とは言っても、価格.com の 中古ノートパソコンのページ は CPU の表記が甘いので、ちまちまページを開き、ベンチマーク (たとえば CPUBoss) を見ながら判断する必要があります。 そして中古なので、どのような欠陥を抱えているかはきちんと見る必要があります。 多少の手間は掛かりますが、きちんと見ていけばちょうど 1 万円でも良いものが結構あります。 たとえば Core i3 3120M、メモリ 4GB、HDD 500GB で 1万円は、まあまあの気がする。 私が買ったのはこのスペックです。

新品のノート PC よりスペックが良いもののほうが多いくらいだし、値段は 1/10 以下のケースもある。これはひどい。 中古だと HDD が一番不安なのですが、仮に HDD が腐ってても 1万円くらい払えば交換できます。 つまり地雷を踏んでも十分に安いという。まあもっとボロボロだと、どんどんお金掛かって困るけど。 酷使して打ち棄てられた PC をちゃんとチェックして、細かな交換をしているかどうかだよなあ。


実際に使ってみないことにはわからないので使ってみました。 感想としては、とても良いです。キーボードの見た目には多少の使用感はあるものの、他はほとんど新品。 念のため怪しげなものがないかも確認してみたけど、特になさそう。 OS 再インストールの時に使ったのかも知れない OpenSSH などがあって、サービス停止されていたけど、これを完全停止しておいたくらい。

分解してみて思ったけど、もしかすると HDD は中古に換装済みかも知れない。 そういう情報も載っていると嬉しいけど、特に載ってはいなかった。 業者としても換装して転売しやすいものを取り扱うのは理に適っている。 買う側としても、いざ駄目なときに換装しやすい若干大きめのモデルのほうが安心感がありそうだ。

購入直後の状態でベンチマーク (CrystalMark) も走らせてみましたが、悪くない。 一番気掛かりだった HDD も腐っているか CrystalDiskInfo で確認してみたけど、こちらも悪くない。 一番安い値段の中で一番良いスペックを買うことしか考えていなかったので後で気付いたけど、ベンチマークは 以前 4 万円で購入した最弱 PC より強い じゃないか (号泣)



ハードウェアの健康データをきちんと開示していけば、中古市場は結構強いかも知れない。 ゴミだと SNS ですぐバズる時代になったので、かなりしっかりしている。 最近の CPU やメモリの性能は、減価償却率に対してまったく追いついてこれなくなっているから、中古市場が栄えるのは当然かも知れない。 これからは中古で買おう と思いました。 ちょっとした開発用端末なら、1万円で十分です。少なくとも私は余裕。

追記: 自分用メモですが、ワイヤレスカードや Bluetooth は非搭載が多いです。 最近だと意識せずとも付いてくるものが、1万円だと付いてないことは多いため、ハードウェア構成には注意です。 少しパーツ買えば結局のところ安いし、まったく問題はない。

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