プレイ感覚はピアノを弾いている感覚に近くなるようにしているので、クラシック曲などに適しています。 ピアノなどを習う前の、簡単な楽器の練習としても使えると思っています。 楽器ごとにプレイ、楽器を混ぜたプレイができるので、様々な楽器の練習にも向いています。 大きな特徴としては、楽曲を Free MIDI から選択可能なので、膨大なサポート数があります。 またゲーム化によって現代音楽をサポートしやすくなったので、サポート楽曲はここから一気に増やしていきます。
今回のリリースにあたってはみんな大好きな煉獄庭園様、魔王魂様の MIDI をサポートし、7,500曲ほど遊べるようにしました。 楽曲は Free MIDI から選べます。
ボタン数を選べるようにしてみた
音ゲーは 4ボタン以上が多い印象があるのですが、個人的には 1-2ボタンのゲームも作ってみたいと思っていました。 簡単な手の動きができるようになってから、ピアノやバイオリンなどをやるのも面白いかも知れません。 本物の楽器の前のさわりとして良いのではないでしょうか。同じような考え方で、ボタン数で難易度を考えると良さそうです。 集中力に応じて 4ボタンくらいまで増やすと普通の音ゲーになりますし、タブレットなら 8ボタンくらいまではいけます。 さらに主旋律とそれ以外も同時にタップさせることで難易度はいくらでも上げられます。 ボタン数と楽器数を増やしていけば、廃人向けのアルティメット鬼畜ゲーを楽しむこもができます。
UI の難しさ
最近の音ゲーは UI が凄いので色々な余地はあるのですが、今回は教育用途も考えているので、まずはシンプルな一列のボタンにしようと思っていました。 ボタンを増やせば面白そうと思ったのものの、実際にはスマホを縦型にすると 7ボタンが限界の機種も多いです。 横方向に 7ボタンなら、縦方向にシャープを5ボタン足して、ピアノの鍵盤を表示できます。 ただこれはボタンが 12 で固定されてしまう問題があるので、必ずしも良いものではありません。 タブレットについても検討してみたところ 24ボタンを表示しきれないことが多いとわかりました。 ピアノの白黒の鍵盤を 2列で 24ボタンなのですが、これまた1列では表示しきれません。 しかも普通のキーボードはホームポジションだと横方向に 23ボタンしかないという絶妙な中途半端さがあります。 ピアノの鍵盤数を意識しすぎるのは、微妙かも知れません。またスマホだと画面が小さすぎて同時タップが難しく、ボタンを増やすのが思ったより難しい問題もありました。 特に同時押しが難しいです。ボタンを 2つ同時も難しいし、3つ同時に押すのは想像以上に難しい。 あと狭い画面に合わせて指を狭めてプレイするのは妙にストレスがあってつらい事もわかりました。 そんな理由もあってスマホの音ゲーは横一列ではせいぜい 4ボタンが限界です。4ボタンも同時押しがあると割ときつい。 指を狭めたときのストレスの影響で、タブレットでも横方向にはボタン数を増やさないほうが良さそうです。 せいぜい 10くらいかなあ。 ただ特大タブレットが出てくる可能性もあるので、無駄に 20 まで対応しておきました。
遊んでみた
最初に作ってみたモックを遊んでみた結論は、普通のキーボードで遊ぶのは、難しすぎワロタ、でした。 とはいえ最近の音ゲーは難しいので、私が下手なだけかも知れません。 真っ先に思ったのは、普通のキーボードで遊ぶのと、タップで遊ぶのは難易度がまったく違うことです。 タップで遊ぶ場合は、事前に指を移動させておけば、8ボタンくらいまでなら簡単に入力できます。 しかしキーボードで遊ぶ場合は、U と J のようなほんの少しのキー位置の違いが頭に入ってこなくて厳しかったです。 そこで ASDFG…の一列だけにしてみると、まあまあ頭に入ってくるようになりました。しかし手を準備しておけば次の音符に対応できる状態と比べると、すこし難しい気がします。 初めて音ゲーを触ったときは PC だったので、あまり考えたことがなかったのですが、かなり違うものですね。 特に気になったのは、普通のキーボードだと和音に対応できなかったことです。 これは普通のキーボードでは和音のような状態が発生しないこと、文字が頭の中に浮かんでいる状態でキーを打つことに慣れてしまっていることが原因だと思います。 キーボードで遊ぶには、ガイドをもっとたくさん付けたり、音符を調整しないと厳しいと思います。 また、ゲーミングキーボードではない普通のキーボードはそもそも 3キー以上の同時押しができないので、プレイしにくい問題もあります。 キーボードを押すタイミングを微妙にずらしたりすればいけますが、考えることが多くて大変ですね。 もっとも最近の音ゲーマーはみんな凄いので、クリアできるのかも知れません…。
遊べるように改良
次はボタン数を調整して遊んでみたのですが、まだまだ課題が多いことに気付きました。 最初に気付いたのは、楽器の少ない曲と、楽器の多い曲はまったく違うことでした。 (1)楽器が少なければ主旋律の楽器が明確なので、タイルもいい感じになります、 プレイ感覚はピアノの演奏に近づきます。 一方で、(2)楽器の多いゲーム曲は、主旋律を探すのが大変すぎるし、 楽器が入れ替わることもあるので、楽器を選択してプレイするのはあまりにも微妙でした。 ユーザ設定も大変なので、1ボタン1楽器にすると良いと気付きました。 演奏時間が長くて打鍵数が多すぎない楽器を選ぶと、それっぽいゲームになります。ただ、1 と 2はゲームの趣旨が異なるので、ゲームを2つに分けました。 名前は、(1) 音符をタップすることが目的なので Tip Tap Notes、 (2) リズムに合わせたタップが目的なので Tip Tap Rhythm としました。 Tip Tap Rhythm は別記事で紹介します。
Tip Tap Notes は何も考えずにゲーム曲を遊ぶと地獄なので、クラシックを対象に遊んでみてください。 ゲーム曲は Tip Tap Rhythm がおすすめです。 クラシックは左手と右手を楽器変更で調整できるケースが多いので、音楽の勉強にも使いやすいです。
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