2024年2月2日金曜日

えもじ点つなぎを作った

えもじ点つなぎ を作りました。 アイコン点つなぎ はアイコンを使っているので、モノクロでシンプルなものがほとんどでした。 逆に 漢字点つなぎ は難しすぎる子もいるでしょう。 絵文字ならカラフルで難易度はほどほどのものが多いので、新鮮なものになります。 プレイ感覚は絵を書いている感覚に近くなり、デジタルデータの仕組みを学ぶのにも使えます。



今のところ、カラフル版は Noto Emoji, Twemoji, Fluent Emoji (Color)、Blobmoji、Emoji Two (Color)、 モノクロ版は Noto Emoji Twotone, Fluent Emoji (High Contrast)、Emoji Two (Twotone) をサポートしています。 初期リリースでのサポート数は 2万個 ほどです。

作り方

アイコン点つなぎ漢字点つなぎ では数字の再配置アルゴリズムだけで十分に遊べるものになりましたが、 絵文字は絵の複雑性に一貫性がないため、問題によっては再配置で対処できないケースがたまにあります。 同じ地点を何度も通ったり、局所的に複雑なケースがあり得るということですね。 再配置で対処できない点を一時的に消すのが楽そうと思いましたが、 局所的に問題が発生したときにわかりにくいし、紙に印刷できないのが気になりました。 そこで密集度の高すぎる領域をスキップする実装を取り入れました。

このスキップアルゴリズムでは、点から次の点への距離を見て、全体の構図の中で無視できるくらい短い時はスキップします。 ピクセルデータをベクトルデータにする時などにも使えそうなアルゴリズムですね。 これでレスポンシブ対応もできますし、難易度調整などもできます。 ただ完璧に重複を排除できるアルゴリズムではなく、同じ場所に後から10回点を打たれたら重複する可能性があります。 とはいえさすがに 10回も同じ場所にプロットすることはほとんどないと思いますし、 真面目にチェックするのは処理時間がかなり掛かるので、暫定解はこんなもんでしょう。

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