出遅れましたが、今年もウディコンの上位20作品をすべてプレイしました。
毎年面白いものがたくさんありますが、今年はライトな作品が多めなので、時間のない方もたくさんの作品を楽しめると思います。
おおまかな印象としては、既存のゲームの仕組みを色々と組み合わせ、改良してみた作品が多くて新鮮でした。
1 位: エディの人間大砲、6位: 取材、お布団敷き、謎解き、11位: サラと不思議な物語、13位: ポルト・ガーディア、18位: 夜を歩く などでしょうか。
どれもありそうでなかったシステムで、特にポルトガーディアはこういうのもあったかと驚きました。
雰囲気の良い作品も増えてきていて、3位: PRESS START、12位: 星紡ぎ、19位: 虚構の君と夢遊病者のしゅうまつ など、趣向を凝らした作品も多かった。
どれも短編ですが、個性が出ていて印象に残る作品ばかりです。
単純な面白さでは 2位の ヴァーミリオンの青空 が群を抜いていたと思っており、私のイチオシはこちらです。
他には 12位: 星紡ぎや、3位: PRESS START、17位: ケルリート -Littlewitch of Kelritos- が特に面白かったと感じた作品でした。
PRESS START の作り込みは凄いです。
最近は探索+ADVが組み合わさったような作品の作り込みが凄くて、ADV の進化も凄いなあと感じています。
星紡ぎのような雰囲気ゲームも私は好きです。
システムもシンプルだし面白い。
ケルリート -Littlewitch of Kelritos- は探索 RPG が好きなので、やはり入ってきます。
さてイチオシの ヴァーミリオンの青空 についてです。
唐突に始まり、じょじょに思い出していくタイプの、アクションゲームです。
システムはシンプルで、マップに散らばっている羽を集めたり、宝箱を開けることで、じょじょにパワーアップしていきます (左下)。
宝箱を開くと昔の回想を見ることができ、自分自身のことがわかってきて、特殊能力を思い出します (右下)。
とてもシンプルなシステムで、操作性が良く、ユーザ体験が素晴らしい。
羽を集めることでじょじょに飛べるようになっていくのは、成長している感があってとても良かった。
最初飛べなかったのが、飛べるようになるのって、良いものですね。
ボス戦ももちろんあり、難しめです (左下)。
難易度「ゆるい」なら余裕を持ってクリアできますが、とあるボスは「ふつう」だと私には厳しめで、難易度を下げてプレイしました。
ただ上手い人なら「ふつう」でもクリアできそうな難易度には調整されていて、全体的にバランスは非常に良かったです。
アクションゲームとして、とてもレベルの高い作品だったと思いました。
システム面でも、一度セーブした場所にジャンプできるような機能があって、スムーズにプレイできます (右下)。
たくさんの作品を公開されている作者様なので、他の作品もいずれプレイしたいです。
2019年のウディコンも、たくさん面白い作品を楽しめて、とても良かったです。
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