魔機人形と棄てられた世界 は、RPGアツマールでも遊べる、リアルタイム戦略ゲームと探索 RPG と、アクション RPG が融合したような作品。
様々な要素が融合していて、似た作品は少ないです。近いのは 滅亡世界 や 戦姫千騎戦記 でしょうか。
同作者様の作品として、人類滅亡後のPinoccia (ピノキア) も名作ですが、今回も凄い完成度でした。
いきなり始まるタイプのゲームで最初は主人公の目的なども明確になっていませんが、探索を進めることで、じょじょに明らかになっていきます。
今回のストーリーの中心にいるのは図の魔機人形 (左下)。
前作とは異なり拠点があるのでリソース管理などはなく、地道にゆっくり素材を集め、武器やアイテムを作ることで魔機人形たちを強くしていきます (右下)。
素材集めはストレス溜まりやすい傾向があると思いますが、ゲームバランスがとても良いのでまったく苦にならなかった。
探索はアクションで、主人公は一切攻撃ができません。
A キーで素材を集めたり、後方支援を行うことはできますが、魔機人形たちに S キーで移動ポイントを指示して敵と戦ってもらいます。
図では 1 人だけですが、仲間はどんどん増えていきます。わちゃわちゃーと動いてかわいい。
だいたい S キーだけで済むというシンプルさが良いですね。シンプルですがとても面白いです。
ダンジョンの作り込みも凄く綺麗だし、Nepheshel とよく似た感じで隠し部屋にお宝が隠されていたりして、細かいところに凄く凝っている。
作者様曰くイストワールに影響を受けているとのことです。
人類滅亡後のPinoccia (ピノキア) でもストーリーが非常に良かったですが、今回もとても良かった。
探索を進めていく中で、共感を持って見ることができるというのは重要だと思ってて、そこが凄く上手いと感じます。
ADV などのストーリーが絡んだ作品は、私はどうしても話の整合性が気になってしまうのですが、
中盤くらいで「なんか整合性合わないかも?」と思わせたところを終盤できっちり回収していたり、その他にも「もしかして?」と思ったところに話を繋げてきたり、凄くきっちり考えてるなあと感じました。
クリアまで 10 時間くらいのボリュームがある作品でしたが、一気にプレイしてしまいました。おすすめです。
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