2020年4月1日水曜日

MicrosoftCode Arcade のハードについて

MicrosoftCode Arcade というハードウェア型のゲーム開発基盤がなかなか面白そうです。 まずはアメリカでは授業でも使うという報道が少し前にあって、興味を持ちました。

私はソフト面がよくできてるなと思ってます。 ゲームを作るのって、私の感覚だと Scratch を使ってもやはりまだまだ面倒なんですよね。 ただ MicrosoftCode Arcade を触ってみたところ、かなり楽で良いなと思いました。 使えるハードウェアを見ていたのですが、わかりにくかったので、本当に軽くですがまとめておきます。

まず前提としては、(1)モニタと (2) コントローラなどの部品、(3) Node.js / JavaScript を動かして画面表示できれば、自作ゲームボーイ / アーケード環境が作れます。 公式には Arduino 互換の Adafruit ItsyBitsy M4 Express を利用したセットアップ例 や、 Raspberry Pi を利用したセットアップ例 が載っている。 つまりいくらでも自作はできるということで、下図のようなアーケード構築例も載っている (参考: 1, 2)。



ゲームボーイ形式のハードも色々なものが販売されています。 値段がわかりにくいのでまとめると、執筆時点では以下があります。 ハードそのものは 4,000 円くらいで、とても良い値段ですが、どれも海外製品なので輸送費が高い (普通は 2,000 円ほど) ことに注意が必要です。 そして海外でも在庫切れが多く、流通にはまだまだ時間が掛かりそう。
日本では Amazon やスイッチサイエンスなどで手に入り、だいたい 5,500円くらいする。 1つずつ輸入するよりはちょっと安いかもくらいの値段です。 上記の製品の中で、執筆時点に日本 Amazon ので買え、まあまあの値段と思ったのは以下だけ (これもスイッチサイエンスのもの)。 まだ全然流通してないけど、まともに流通することはあるのかな。 5,500円で無限にカスタマイズできるゲームボーイを買えると思えば、まあ安い部類でしょうかね。

ついでなので自作も考えてみました。作ったほうが面白そうだしね。 ざっくり計算ですが、モニタは 1.8インチなので、日本では約 1,400 円くらいです。輸入の輸送費を無視すればもう少し安いのあるけど。 コントローラ (ボタン) 100円、電池ケース 100円、ブレッドボード 300 円、配線 100 円といったところでしょうか。 先ほどのセットアップ例とほとんど変わりません。 本当は圧電スピーカー 100円などもあったほうが良い気はします。

問題は CPU のついた基盤ですが、Raspberry Pi Zero 系って全然手に入らないんだよなあ。 Arduino 互換なら色々あって、先ほどのセットアップ例で使っていた Adafruit ItsyBitsy M4 Express を例にすると、スイッチサイエンスで 3700円くらいで買えます。 合計すると 6,000 円くらい。 色々なとこからパーツ集めると輸送費が酷そうで、これでは自作しないほうがどう考えても安いんだよなあ。

ゼロから作る場合、Raspberry Pi Zero みたいな安い基盤がないと、ツライです。 Arduiono なら 安いのは色々あるし、中国から輸入もしやすいみたいだけど、Arduino はやった事ないので、スペック感覚がわからない。 やっぱハードが絡むと急に勘定が難しくなります。


Arduino に手を出してしまうと完全に沼にはまりそうなので、偉い人が手を出してくれるまで、タブレットで動けば良いか… (適当) 安い構成が見つかったらぜひ教えてください。

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