ミカゲ・キューブ は、SFノンフィールドカードバトルゲーム。
第1回新人フリーゲームコンテスト「準グランプリ」受賞作品の作品です。
昔は「コンテストパーク」という賞金付きのコンテストがあったようなのですが、
それを彷彿とさせる賞金付きコンテストとして、新人フリーゲームコンテスト ができました。
面白い時代になったものだなあ。
10年前、突如として現れた未確認飛行物体「キューブ」、そしてその脅威を取り払った英雄「ミカゲ」 (左下)。
再び現れたキューブを打破すべく 3人の主人公が立ち向かい、キューブとミカゲの謎を解き明かす物語です (右下)。
1人1プレイ1時間でクリアでき、合計3-4時間くらいの作品。
カードを集め、デッキを組み、カードを駆使して敵を撃破しながら、ノンフィールドで奥に突き進んでいく。
そういえばノンフィールドとカードゲームの組み合わせって、これまで見たことなかったかも?
SF なストーリー要素もいい感じに組み合わさっていて、雰囲気も良かったです。
一番良かったのはやはりバトル部分だと思います。
3人の主人公はそれぞれ特性がまったく異なるので、全員プレイしてもまったく飽きることがありません。
私は3人とも特性特化でプレイしましたが、全員とても面白かった (下)。
ちなみにミカゲ・キューブでは行動力加算型のカードバトルを採用しています。
行動力加算型バトルは最近増えてきた気がするのですが、割と評価が両極端に分かれやすいシステムだと思ってます。
色々な作品をやってみて重要かなと思うのは、低行動力の時に様々な行動ができることじゃないかと思ってます。
低行動力のときに何もできなくなってしまうことが結構あるのですが、ミカゲ・キューブでは低行動力のときのカードが豊富で良かったです。
というより低行動力のカードに好きなものが多かったので、私は低行動力重視でプレイしていました。
あとはやはり状態異常ですね、行動力に関する状態異常を用意したのは凄く面白かった。
プレイヤーを常に考えさせ、面白さを引き出していたのが印象的でした。
カードバトルの自由度を生み出す仕組みが凄く上手で、面白かった作品でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿