ディストリビューションの比較は際限がないですが、 マニアックなものは抜きにして、Ubuntuから確認できる平凡なものだけにしています。
起動→安定後のメモリ使用量をタスクマネージャで確認すると以下になりました。
- Ubuntu: 943MB
- Ubuntu GNOME: 882MB
- Kubuntu: 1185MB
- Xubuntu: 851MB
- Lubuntu: 538MB
- Ubuntu MATE: 820MB
やはり前評判通りUnityはやや重く、Lubuntuは軽いという結果です。 Kubuntuは気付いたら標準Ubuntuより重くなってる…。 その他も標準より多少軽い程度で大差なくなってますね。 今後標準になるであろうUbuntu GNOMEは高機能で使いやすく、慣れればUnityと大差ない操作感で使用できるので、 今後は標準Ubuntuを使っておけばまず間違いないように思いました。
軽量を求めるならLubuntu一択。 起動時間も顕著に高速なのでなかなかに爽快感があります。 一つだけ注意点を挙げると、現在のLubuntuは軽量化のために透過ウィンドウは非透過になる仕様なので、この点にはご注意を。
あとLubuntuは軽量さの根幹のLXDEをLXQtへ移行する事を予定しており、動向が不安定な状態にあります。 2015年時点ではメモリ使用量はLXDE < XFCE < LXQtと残念な結果でした。 2016年にはLXDE < LXQt < XFCEになり改善はされましたが、 まだまだ開発中の状態であったため、18.04ではどうなるのかという状態が続いていました。
追記: そんな不安定な動向だったLubuntuでしたが、引き続きLXDEを採用した18.04が、2018/04/27にリリースされました。 比較してみたところ、Lubuntu 18.04も軽量さが維持されていました。 LXQtについてはLubuntu Nextの名称で現在も開発中らしいです。
ところでLubuntuは標準設定では少々使いにくいので、最低限ランチャーは用意したほうが良いと思います。 もっともLubuntuを使うような軽量志向の方はランチャーも自前で用意したほうが良いと思います。 おすすめランチャーは3つほど。
- 常駐型で高機能軽快: Albert
- 単純機能だけど非常駐型で省メモリ: peco/fzfベースの自作ランチャー
- 単純機能だけど非常駐型で省メモリ: Rofi
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