DeNAが「0円タクシー」を始めるらしいです。都内のタクシーの平均料金がいくらなのかよくわからないけど、
初乗り410円で利用率が+23%だから、無料なら+100%くらい望めるのかも知れない。
410円未満の利益を増やすには、確かに広告は現実的な価格帯になっている。
ただ410円と100円以下の壁は大きい気がするなあ。
価格帯が下がれば下がるほど、人件費と設備費と燃料費の問題が出てくる。
また仮に乗車率が+100%になったとして、
Web広告よりはずっと広告効果が高そうだから1人あたり5%の広告効果が望めるとしても、
どん兵衛1個の5%はたった5円の利益なんだよなあ。
まあ化粧品のようにもう少しボリュームの高い広告主が入り込んでくれば、
ペイする可能性はより高まっていくのではないかとは思う。
広告の適正値というのは読めないところがある。
リアルな売上の増加から考えられる利益を考えると5円だけど、Google Adsenseの1クリックを20円とすれば、5クリックくらいの価値はありそうだ。
この計算だと100円くらいの価値が生まれそうだから、意外とちょうど良い数値になってくる。
仮に10クリックくらいの価値と見積もるなら200円。これはペイする可能性がある数字のようにも思う。
このニュースは実際ペイするのかという問題があるにしても、リアルな商売でも勝負の価格帯が100円~200円に落ちてきた事がわかり、インパクトのある話だと思う。
食料品や飲料品、電車/バス代賃などもその価格帯に入る訳だから、結構色々な余地を感じさせる。
ただ無料に目を引かれはするけど、タクシー料金全体が無料になるとはあまり思えない。
タクシー料金がすべて広告で賄えるか? 100km乗っても? そんな事はないよね。
50台の制限を掛けたりして、ほんの一部を広告車にするからこそ成立するんじゃないか。
それなら出店に出店するのと同じ効果がありそうだし。
観光用車としては面白いと思うし、それ以外でも成立するなら面白いやり方だとは思う。
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