といってもあまり完璧なものではありません。 以前はフォントが欠けていたら文字化けしていた気がするのですが、最近は標準フォントで無理やり代替するようになったのか、文字化けしてくれないので確認しにくいのです。 対応状況をきちんと調べるには、フォントをダウンロードしてチェックするしかないような気がしていますが、それは面倒過ぎる。
そこで少し考え方を変えて、JISの水準ごとにレンダリングしてみて、標準フォントを一切使わずレンダリングできていたらサポートできていると考える事にします。 以前作ったGoogle Fontsの日本語用表示チェッカーを少し拡張して、JIS第一基準とJIS第二基準の漢字一覧を表示させてみました (下)。 DevToolsを使って標準フォントを使わずに表示できている事を確認できれば、その水準の漢字に対応していると判断できます。
JIS第1基準
JIS第2基準
念のため調べ方を書いておくと、上記のJIS第n基準のテキストエリアをDevToolsで開いて、以下のようにComputed Elementsを確認すれば、フォントの対応状況がわかります。
2019-06-14時点では、対応状況は以下のようになりました。
フォント名 | JIS第一基準 (対応文字数) | JIS第二基準 (対応文字数) |
---|---|---|
Noto Sans JP | ◯ | ◯ |
Noto Serif JP | ◯ | ◯ |
M PLUS 1p | ◯ | △ (2072) |
M PLUS Rounded 1c | ◯ | △ (1944) |
Sawarabi Mincho | △ (2228) | △ (27) |
Sawarabi Gothic | ◯ | △ (1951) |
Kosugi | ◯ | ◯ |
Kosugi Maru | ◯ | ◯ |
M+ 1p | × | × |
Rounded M+ 1c | ◯ | △ (1944) |
はんなり明朝 | × | × |
こころ明朝 | × | × |
さわらび明朝 | △ (2228) | △ (27) |
さわらびゴシック | ◯ | △ (1951) |
ニクキュウ | × | × |
ニコモジ | △ (3) | △ (2) |
Noto Sans Japanese | × | × |
JIS第一基準も意外と対応してないんですね。
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