小さな子でも使える「かんたんタイマー」を作りました。
タイマーアプリは星の数ほどありそうですが、実用上なかなか良いものがない+必要だったので、作りました。
かんたんタイマー の特徴は、小学1年生でもすぐに使えるところです。
(1) まず iPhone/Android などにも標準でタイマーアプリ (時計アプリ) が入っているので、違いを説明しないといけません。
標準のタイマーアプリはどれもスライダー式なのですが、これ小学1年生などに使わせると使い勝手が悪いのです。
たとえば「5分間でこれをやってみよう」などと言って、設定させようとしても、設定に時間が掛かってしまいます。
スライダーが微妙にずれたりで、設定させるのに凄く時間が掛かります。
また時間の設定に慣れても、指定の時間からちょっと時間を増やそうとか、発想が豊かで邪念を持ってしまいがちです。
集中力の足りない子ほどタイマーを使うのは効果的なのですが、タイマーの設定に気を取られては元も子もありません。
こういった話は実際やってみないと気づきにくい問題ですが、標準タイマーのようなスライダー式ではなく、「分」だけを指定する数字入力にしたほうがずっと良いです。
「2分30秒でこれをやる」とかいった指定をすることは滅多にないので、「秒」は四捨五入してしまえば良いと思います。
細かいことは一切考えさせないようにして、3秒で設定して、スタートできるタイマーを目指しました。
(2) もう1つのポイントはタイマーの計測中に画面を消さない設定をできるようにしたところです。
標準タイマーは時間が経つと暗転したり画面ロックが掛かりがちなのですが、時間を測ってやってもらう以上、常駐してすぐに時間を見れたほうがいいです。
いい加減に作れば20行程度でできるタイマーアプリですが、細かなことを突き詰めていくと、考えることがたくさんあります。
やはり PWA でアプリ化したいし、音がない時はバイブレーションしたいし、色々作っていたら、気付けば 350行くらい。
プログラミング初心者の素振り用としても良さそうなので、MIT ライセンスで コードも公開 しています。
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