実際使い込んでみると、音声を付けたクイズは複数形の聞き取りに良いなと思いました。 アルファベットの認識はだいたい安定しているけど、書く位置などを注意して綺麗に書かないと時々バツにされるイメージ。 キャンバスが小さ過ぎると手のブレなどで精度に悪影響を受ける感じだったので、キャンバスを大きくしたら識別ミスは減りました。 あと学習方法を色々ハックしたところ、統計上の精度はたいして変わってないけど体感的な精度がかなり上がりました。 それでも文字の汚さでバツにされる確率はそれなりにあるので、さらに上位2件まで問題に合わせて○にするお気持ち入力システムにすることで、違和感はほとんどなくなりました。
暗記済みリストを作って出題を変えるか悩んだけど、小学生の子は反復練習がすごく重要なので、とりあえず付けない方針にしてみた。 教科書を見ていても反復的に覚えているし、単語数もそこまで多くないので、反復練習で大丈夫そう。 ただ中学生以降は暗記済みリストを消していかないと効率が悪いだろうなあ。
ちなみに中学生 (英検4級以上) も同じ仕組みは使えますが、いい感じの画像が出なくなってきます。 検討段階では微妙だったのですが、良さそうだったら英検4級まではサポートしてみるかも。 特に意味はないけど Gopher くんがマスコットになってます。
著作権について
Google カスタム検索を使うと作るのが簡単なアプリですが、サービスが OK かどうかは、 Google カスタム検索の利用規約と著作権法を慎重に読む必要があります。 どうやら大丈夫という認識が得られたので、一応メモを書いておきます。まずは Google カスタム検索の利用規約です。
「サイト」とは、利用者が JavaScript または同様のプログラミング(以下「コード」)を挿入し、Google 検索ボックス(またはサイトのユーザー(以下「エンドユーザー」)が検索クエリ(以下「クエリ」)を入力するためのその他の手段)(以下「検索ボックス」)を表示する 1 つ以上のウェブサイトを指します。
上記の文章およびいくつかのサンプルを見ていると、
ロゴの挿入があれば必ずしも検索ボックスでクエリを発行する必要はなさそうです。
一応、ガイドライン はこちらにあります。
結構ゆるい記載なのですが、前見たときと少し違って、検索結果に表示されていれば大丈夫みたい。
何となくだけどロゴのキャッシュの問題とかもあるのかな。
利用者はエンドユーザーからクエリを受け取り、そのクエリを Google に転送するものとします。
ただしエンドユーザーからクエリを受け取って転送する必要がありますし、
i)自動化された手段、不正な手段、詐害的手段、または他の不法な手段(クリックスパム、ロボット、マクロ プログラム、インターネット エージェントを含むが、これらに限定されない)によって、直接または間接的に、クエリあるいは検索結果の表示回数またはクリックを創出する行為。
は禁止されています。つまり自動表示だったり、連続的な表示は駄目ということですね。
ここまでの記述は、おそらく日本の著作権法に遵守するための記述です。 著作権法ではエンドユーザの要求がなく一方的に検索結果を提供すると、「検索」の定義を満たさなくなってしまいます。 「検索」においては、エンドユーザの要求であったり意図が必ず必要です。 英単語クイズではエンドユーザが意図的に「これなあに?」を押さないと画像の検索はしないので、大丈夫のはず。 念のためクエリをボタン経由で発行する意図も伝えて変なことが起きないようにして、石橋を叩きました。
作ってから気付いたけど、Firefox は音声読み上げの API 自体は存在するものの、読み上げの音声が存在しないので、ようするに動かないみたい。 しかもイベント発火でそれを検知するからサポートしているかどうかの区別が微妙にしにくい。 何もエラーを出してないけどひとまずいいか…。Chrome/Edge/Safari では動くのを確認しました。
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