ネコトパズル はひらめきに重点を置いた『シンプルだけどやりごたえ』のあるパズル。
あとネコがかわいい。
全60ステージのクリアに 2-3時間くらい掛かったと思いますが、歯ごたえもあり、またパズルとしてもとても面白かった作品です。
下図のように「下に落ちて止まる」「回転する」という 2つのギミックしか使ってないシンプルなパズルなのですが、そこがいい。
詰将棋と似ている部分もありつつ、違う部分もあるようなパズルでした。
私は将棋で11~15手詰くらいなら頑張れば解けるのですが、ある意味、11〜15手詰より難しいかも知れない。
ネコトパズルには詰将棋の思考法で解ける問題と、そうでない問題があるように思いました。
難問と言われた 59, 60 などはあっさり解けました。
状態を壊すような回転や落下がほとんどないため、状態が静的で詰将棋によく似ているからだと思います。
詰将棋は状態をほとんど壊さず、手数だけを進めて読むのですが、それに近い。
そういった問題は動かさなくても解法が見えます。
逆に回転と落下が多く状態が壊れやすい問題は難しい。
ヒントを見ればまあ解けるんですが、詰将棋のように何も動かさず、ヒントなしに解こうとしても全然解けない問題がチラホラ。
「頭がとろける〜」という感じで苦労して頭の中で考えながら、楽しめました。
「この部分にはこのピースを持っていく必要がある」というのが浮かべば、動かさずに解けます。
ただそれがなかなか浮かばない問題はどう解くのが良いんだろう。
ガチャガチャやれば解けるのだろう、とは予想が付くものの、そこから読みを入れるのはなかなか難しい。
ガチャガチャやるのが前提なのか、私の思考力不足か。
一切動かさずに解こうとすると、並大抵の詰将棋より難しい気がします。
ほんの少し状態が崩れるだけでこんなに難しくなるんだなと思わされた作品。
詰将棋が得意な人は動かさずにクリアできるかチャレンジしてみても面白いかも知れません。
個人的には 52番 が一番難しかったかな。
こういうのどうやって考えるのがいいんでしょう。
作る時もどうやって作るんだろう。この手のパズルは、作るのも凄いなあ。
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