2021年8月2日月曜日

英会話アプリ Speecha を作った

ネコでもできる英会話アプリ Speecha を作りました。 なお簡単とは言ってない。 マスコットがネコというだけだったりします。



英会話アプリって、英文と文章正規化アルゴリズムを用意すれば、実は作れてしまいます。 ササッと作ってみたら案外うまくできました。 英会話というよりはセンテンスリピーティングですが、練習としては十二分に価値があります。 英会話は高いし、そもそも英会話をするより前に、短文くらいはサクサク話せるようになっておいたほうが良いはずです。 Speecha はそんな時の練習アプリとしてはなかなか良い出来だと思う。

認識精度はかなり良いです。 下手くそな発音だと駄目出ししてくれるのも良い感じで、練習になります。 ただ発音が難しいっぽいものが少しあって、たぶん日本の人名とか地名の判定が難しいです。 英語に最適化されているので仕方ないかな。 やたら難しいのがあったらスキップできるようにしておきました。

ちょっとした練習アプリとしてはなかなかいい感じ。 低学年の例文はもう少し改善できそうな気がするので、今後も改良してみたい。 作ってみて思うけど、やっぱ発音練習って難しいわ。 一文を練習するのにすごく時間が掛かるので、しゃべるのが苦手な子はやらなくていいと思う。 英会話の前に国語と算数ができないと話にならないし、 英会話をやるより前にやるべきことがたくさんあるのではと、私は思いました。 あくまで得意な人がさらに得意になるための道具。

作ってみて改めて思うけど、最近流行りの話して覚える英語はかなり人を選ぶと思います。 一方でなんとなく覚える英語教育はすごく良いと思ってて、そのためのツールを色々遊びで作ってみてます。 話すのが面倒な人はタイピングとかでガーッと覚えるほうが気持ちも楽でいいんじゃないかな。

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